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一夏さんの暴走 その2

雲雀な一夏さん6回目。

あらすじ・雲雀な一夏さんによって超強制的に恋人にされた箒。
ある日、学校から帰ると、自分の部屋が一夏さんの陰謀によって和室に変えられ、尚且つそこに一夏さんもついてきた。
箒はわけもわからず動揺していると、あっという間に押し倒されたのだった。




投げ出されて少しの間をおいて、私は自分が押し倒されたのだと理解した。
「逃がさないよ。」
一夏はいつの間にかがっちりと私の肩を掴み、この時点でもう私に逃げ場は無い。
「ちょ・・・ちょっと待ってくれ!お願いだから!」
「何?嫌なの?」
一夏は不機嫌そうに尋ねる。
「そうじゃなくて!そ、その・・・」
「いいや。めんどくさい。」
一夏がそういうと、いつの間にか唇に暖かい感触。
あまりに急なことの連続に、私の頭は状況の認識が遅れ続ける。
そしてようやく、自分がキスされたことを理解する。
そこから更に少しして、制服のボタンが一つ、また一つと丁寧に外されていくのがわかった。
「・・・!や、やめ・・・」
「止めない。」
ようやくキスから脱した私の拒絶に一切応じることなく、一夏は再び強引にキスをする。
だんだん体から力が抜けていくのがわかる。
最初は一夏を引き剥がそうとしていた手が、指先からその意思が奪われていくのを実感する。
このままいけば、私と一夏は結ばれるかもしれないという誘惑が、その力を奪っている。
でも。だけど。
こんなのじゃない。
もっと、ちゃんとした形で。
その時、一夏の手が止まった。
私はいつの間にか、泣いていた。
「・・・嫌っ、一夏ぁ・・・・」
「箒・・・?」
滲んだ視界で、一夏は悲しそうな顔をした気がした。
「私は・・・ちゃんと・・・一夏と・・・」
「ねえ、箒。」
そのときの一夏の声は、今までのどんなときよりも、優しく聞こえた。
「一夏・・・?」
「箒は、僕のことをどう思ってるの?」
私は呆気にとられる。
いままで、一夏が誰かに自分について尋ねたのは、私の知る限り初めてだった。
「答えて。」
私は不安に襲われる。
さっきまで一夏が近づくことにおびえていたのに、今度は一夏が遠くに行ってしまいそうな気がしている。
「私は・・・」
嫌だ。それだけは嫌だ。
もう、一夏のそばを離れたくない。
あんな寂しい思いは、もうしたくない。
「私は・・・小学校の時から、ずっと、一夏が・・・」
ずっと、恋焦がれ、求め続けた人。
「ずっと、好きだったんだ・・・。」
言いたくて、でも言えなかった。
肝心なところで、私はいつも足踏みばかりして、ちゃんと思いを伝えることをしなかった。
馬鹿みたいに怯えて、結局何もしていなかった。
そう思うと、再び涙がこぼれてくる。
馬鹿みたいだ。ずっと何もしなかったくせに、いざチャンスが来ても、結局同じことの繰り返しだなんて。
「箒。」
こんなんじゃ、呆れられても仕方ない。
そのとき、一夏が私を抱きしめた。
さっきとは違って、とても優しくて、暖かかった。
「僕もだよ。」
私の中の時間が止まる。
「僕も、きっと箒が欲しかったんだ。ずっとね。」
「いち、か・・・?」
「ごめん。」
一夏が、謝った・・・?
「箒がどう思っているかが不安だった。」
それは私も同じだ。
「それでも、箒が欲しかった。」
私だってそうだった。
なんだ。
結局、私たちは同じだった。
「一夏・・・いちかぁっ・・・」
気がつくと、私はまた泣いていた。
今日は泣いてばかりだ。
自分の心は、こんなにも喜びに満ちているというのに。
「一夏・・・」
一夏は、優しく微笑んでくれていた。
「箒、













愛してる。」











そして私たちは、殆ど同時にキスをしていた。

























ここまで書くのも一苦労。いやまあ、行き当たりばったりなのもあるんですがね。
初夜はどれくらい後にしようか・・・?
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テーマ : 二次創作小説(版権もの
ジャンル : アニメ・コミック

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Re: No title

>kikiyuyuさん
こちらこそお世話になってます。
すぐ・・ですか?むずかしいなあ(笑)
もう少しお待ちください。ちょっしたら書こうと思います。
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豪商院影正

Author:豪商院影正
広島県在住。年齢不詳。性別男。
以上!(おい)

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